OBSとNDIで館内放送っぽいシステムを作る方法|家中のモニターに映像を飛ばしてみた

2026.05.28 ・カテゴリ:通信関係

今回は、OBSとNDIを使って「館内放送っぽいシステム」を作ってみたので、構成や実際に使って感じたことを書いていきます。

ホテルや商業施設みたいに、 「家中のモニターへ同じ映像を表示したい」 「低遅延で映像を飛ばしたい」 と思ったのがきっかけです。

実際に構築してみると、かなり未来感がありました。

今回やりたかったこと

今回の目的は、OBSで作った映像をLAN経由で各部屋に配信することです。

かなりホテルっぽい感じを目指しました。

なぜNDIを使ったのか

最初は普通の配信やWebRTCなども試しました。

ですが、

などが気になりました。

そこで使ってみたのがNDIです。

NDIとは?

NDIは、LAN内で映像や音声を低遅延で送れる技術です。

かなり簡単に言うと、

「LANケーブルを使って、映像をリアルタイム転送する仕組み」

みたいな感じです。

OBSとの相性もかなり良く、 実際に使ってみると想像以上に快適でした。

必要なもの

特別な機材がなくても、意外と簡単に始められます。

OBS側の設定

OBS-NDIをインストール

まずはOBSにNDIプラグインを入れます。

インストール後、

「ツール → NDI Output Settings」

からNDI出力を有効化します。

シーンを作成

今回は、

などをOBSで作成しました。

OBSなので、普通の配信みたいに自由にレイアウトできます。

受信側の設定

別PCには「NDI Studio Monitor」を入れます。

起動すると、 LAN内のNDI映像が自動で表示されます。

かなり簡単です。

実際の遅延は?

実際に使ってみると、かなり低遅延でした。

体感では、

がありました。

家の中で使う用途なら、 NDIはかなり相性が良いと思います。

実際に使って感じたメリット

映像がめちゃくちゃ綺麗

LAN経由なので、画質劣化がかなり少ないです。

1080p60でもかなり綺麗でした。

OBSが便利すぎる

OBSなので、

などを自由に追加できます。

「自宅放送システム」みたいなことが普通にできます。

LAN環境が活かせる

Wi-Fiでも動きますが、 有線LANだとかなり安定します。

特にCAT5e以上の配線がある家なら、 かなり快適に使えると思います。

気になったところ

ネットワーク負荷はそこそこ高い

NDIは高画質・低遅延な分、 通信量は結構多いです。
100Mbpsぐらいは帯域送受信ともに食うと思うので、1Gbps契約の方は注意してください。

古いWi-Fi環境だと厳しいかもしれません。

複数モニター運用は少し大変

モニターを増やすほど、

なども必要になります。

ただ、完成するとかなりロマンがあります。

まとめ

OBSとNDIを使うことで、 想像以上に本格的な「館内放送っぽいシステム」を作ることができました。

特に、

このあたりはかなり魅力的です。

「家中に映像を飛ばしたい」 「ホテルみたいなシステムを作りたい」 という人には、NDIはかなりおすすめだと思いました。