OBSとNDIで館内放送っぽいシステムを作る方法|家中のモニターに映像を飛ばしてみた
今回は、OBSとNDIを使って「館内放送っぽいシステム」を作ってみたので、構成や実際に使って感じたことを書いていきます。
ホテルや商業施設みたいに、 「家中のモニターへ同じ映像を表示したい」 「低遅延で映像を飛ばしたい」 と思ったのがきっかけです。
実際に構築してみると、かなり未来感がありました。
今回やりたかったこと
今回の目的は、OBSで作った映像をLAN経由で各部屋に配信することです。
- 家中のモニターに同じ映像を表示
- JQuakeの地震情報を表示
- 低遅延でリアルタイム表示
- OBSでシーン切り替え
- 館内放送っぽい構成
かなりホテルっぽい感じを目指しました。
なぜNDIを使ったのか
最初は普通の配信やWebRTCなども試しました。
ですが、
- 遅延が大きい
- 映像が不安定
- リアルタイム感が弱い
などが気になりました。
そこで使ってみたのがNDIです。
NDIとは?
NDIは、LAN内で映像や音声を低遅延で送れる技術です。
かなり簡単に言うと、
「LANケーブルを使って、映像をリアルタイム転送する仕組み」
みたいな感じです。
OBSとの相性もかなり良く、 実際に使ってみると想像以上に快適でした。
必要なもの
- OBS Studio
- OBS-NDIプラグイン
- NDI Tools
- LAN環境
- 表示用PCやモニター
特別な機材がなくても、意外と簡単に始められます。
OBS側の設定
OBS-NDIをインストール
まずはOBSにNDIプラグインを入れます。
インストール後、
「ツール → NDI Output Settings」
からNDI出力を有効化します。
シーンを作成
今回は、
- JQuake画面
- 時計表示
- 待機画面
- カメラ映像
などをOBSで作成しました。
OBSなので、普通の配信みたいに自由にレイアウトできます。
受信側の設定
別PCには「NDI Studio Monitor」を入れます。
起動すると、 LAN内のNDI映像が自動で表示されます。
かなり簡単です。
実際の遅延は?
実際に使ってみると、かなり低遅延でした。
体感では、
- YouTube配信より遥かに速い
- WebRTCより安定
- 館内放送っぽいリアルタイム感
がありました。
家の中で使う用途なら、 NDIはかなり相性が良いと思います。
実際に使って感じたメリット
映像がめちゃくちゃ綺麗
LAN経由なので、画質劣化がかなり少ないです。
1080p60でもかなり綺麗でした。
OBSが便利すぎる
OBSなので、
- テロップ
- 音声
- 画像
- ブラウザ表示
などを自由に追加できます。
「自宅放送システム」みたいなことが普通にできます。
LAN環境が活かせる
Wi-Fiでも動きますが、 有線LANだとかなり安定します。
特にCAT5e以上の配線がある家なら、 かなり快適に使えると思います。
気になったところ
ネットワーク負荷はそこそこ高い
NDIは高画質・低遅延な分、
通信量は結構多いです。
100Mbpsぐらいは帯域送受信ともに食うと思うので、1Gbps契約の方は注意してください。
古いWi-Fi環境だと厳しいかもしれません。
複数モニター運用は少し大変
モニターを増やすほど、
- 配線
- PC
- 電源
なども必要になります。
ただ、完成するとかなりロマンがあります。
まとめ
OBSとNDIを使うことで、 想像以上に本格的な「館内放送っぽいシステム」を作ることができました。
特に、
- 低遅延
- 高画質
- 自由度
- OBS連携
このあたりはかなり魅力的です。
「家中に映像を飛ばしたい」 「ホテルみたいなシステムを作りたい」 という人には、NDIはかなりおすすめだと思いました。